パルスフィールドアブレーション

病院でのアブレーションwhat is ?

公式に認定された病院のみで実施可能です。

安全のため クリニック、個人医院では行えないように管理されています。

パルスフィールドアブレーション (PFカテーテルアブレーション)は、不整脈治療のターゲットとなる一部の心筋細胞(左心房-肺静脈接合部など)に2-3秒のパルス状の電圧を複数回かけることで細胞膜に微細な孔をあけて治療を行う新しい治療法です。エレクトロポレーションという細胞工学に基づいた最新の方法です。

パルスフィールドアブレーションの原理

パルスフィールド原理

エレクトロポレーションにより細胞膜に孔があいて細胞が融解します。

従来の高周波アブレーションと比べると大幅な通電時間の短縮になります。治療時間が短いといわれている冷凍凝固バルーンアブレーションと比べても、さらに短くなることが実証されています。(ADVENT研究: N Engl J Med 2023;389:1660-1671.)

従来の高周波、冷凍凝固といった方法によるアブレーションでは発生する熱や冷凍により心臓の周囲の臓器、機能にまで影響が及ぶため、食道障害、横隔神経障害などの合併症が問題となってきました。

パルスフィールドアブレーションでは心筋細胞を、より選択的に治療することができるため、このような合併症が起こりにくいのが特長です。

     高周波    クライオ(冷凍凝固バルーン)    パルスフィールド

パルスフィールドの特長
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